プロフェッショナルマネージャー

発行:2004年5年15日
著者:ハロルド・ジェニーン

本を読む時は、初めから終わりへと読む。ビジネスの経営はそれとは逆だ。終わりから始めて、そこへ到達するために出来る限りのことをするのだ

経営者は経営(できなかった言い訳ではなく、できるまでやり続ける)しなくてはならなぬ

(メモ)
・経営するとは何かを成し遂げること、達成すると誓ったことは成し遂げなくてはならぬ
・トップ経営者とは、自分で決断し、目標とやるべきことを明言し、失敗のリスクを100%背負う人のこと
・経営はチームワークだ
・事業とともに生き、事業とともに成長した
・マグレガー教授のセオリーXとY
・セオリーXは、人間はだれも必要以上に働くのが好きではなく働きたくもなく、自分の責務を果たすのに絶対必要な以上の責任をもたされたがらない
・セオリーYは、人はどんな責任レベルあろうとも、内心では自己の最善の能力発揮したいと望んでいるとう前提たっているk ・趣味や服装の流行りのようにビジネス理論はつぎつぎにに現れてはきえていくものだ
・ビジネスは科学ではない
・会社や事業部を対応処置のチェックリストやビジネススクールの才知抜群の教授が考案した理論への盲従によって運営することはできない
・ビジネスは活力にあふれた流動的なもの
・経営決定をするとは「かまどで料理をする」こと。コツは鍋から目を離さないこと
・ビジネスでも人生でも成功する秘密は「秘密なんかない」ということだ。なんの秘密もありえない。なんの方式も、なんの理論も
・結局、どんなスピーチ、昼食会、会議、公共への貢献、要人たちとの密接な関係も、すべて遠く忘れ去られ、残るのはただ会社とその業績の記録だけだ
・なんのかんのと言っても、結局、会社とその最高経営者と経営チームの全員は、業績というただひとつの基準によって評価される
・最初の四半期に目標を達成できなかったら、決して年間の目標を達成することはできない
・自分は何をやりたいのかをしっかり見定め、それをやり始めよ
・言うは易くおこなうは難しだ。肝心なのはおこなうことである
・ビジネスの世界では誰もが二通りの通過ー金銭経験ーで報酬を支払われる。金は後回しにして、まず経験を取れ
・ビジネスで成功したかったら自分が属する場所で上位20%のグループに入ることが必要だ
・予期しなかったものを獲得した時に得るものーそれが経験だ
・良いセールスマンであるためには、何よりまず、良い人間でなくてはならない
・マネージャーは往々にして書類の奴隷となる
・危機や破局は一夜にして生ずるものではない。それは問題が長い間隠蔽され、症状が悪化するままに放置されてきた結果である
・マネジメントは意思決定をおこない、それらの決定が遂行されるようにすることによって経営する
・びっくりさせるな、悪い兆候があればすぐに顕在化させろ
・本当の事実を嗅ぎ分ける能力
・経営者は経営しなくてはならぬ。達成したいと思うのではなく、成し遂げなくてはならない
・目標に達するまで挑み続けることが「経営」すること
・経営において重要なのは結果である
・机を見れば人がわかる
・人は失敗から物事を学ぶのだ。成功から何かを学ぶことはめったにない

(経営の秘訣)柳井さん
1 まず目標を設定し「逆算」せよ
2 部下の報告 5つの事実をどう見分けるか ノーサプライズ経営(びっくりさせない)
3 リーダーシップ 現場と緊張感ある対等関係をつくれ
4 意思決定 ロジカルシンキングの限界を知れ
5 部下指導法 オレオレ社員の台頭を許すな
6 数字把握力 データの背景にあるものを読み解け
7 跡継ぎ育成法 社員FC制度が究極の形だ

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