世界に通用する一流の育て方

発行:2016年9月6日
著者:廣津留 真理
(メモ)
・親は学校や塾に子供の勉強を丸投げしてはいけません
・常に「親と子供は別人格」と意識しておくこと
・常に時代の先取りをして子育てをしていきましょう
・娘が明るく楽しい未来を実現するためのお手伝い
・特に小学校に入る前の6歳までは、人格形成上とても重要な時期です。この時期に過ごした親子の時間は、一生の財産にも負債にもなります
・幼少期に習い事をする3つのメリット(大人と接する機会が生まれる、達成感が得られる、履歴書が華やかになる)
・大切なのは子どもを褒めてやる気と自信を伸ばすこと。親から褒められるという小さな成功体験の積み重ねが、子どものやる気を高めて自信を深めます
・子どもにとっては、親に褒められることが〝やる気のスイッチ〟なのです
・勉強なら目標が半分達成できたら大成功。達成率40%でも「すごいね!」と褒めちぎってあげましょう
・Actionsspeaklouderthanwords.(言葉よりも行動で示す)
・「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
・「親の背中を見て子どもは育つ」
・小学生になったらぜひ活用してもらいたいのは、こなすべきタスクを簡潔にまとめた「ToDoリスト」(やることメモ)です
・実際にToDoリストを使ってみるとわかりますが、終わったタスクにチェックを入れて消していけるので、ゲーム感覚と達成感が相まって小学生でも楽しめます
・英語が話せないからと黙りこくるくらいなら、日本語と片言の英語と身振り手振りのほうがその場を楽しめますし、最も大切なコミュニケーションスキル自体が向上します
・親が読まないような本を子どもに読ませる
◆子供の不調を招く3つのサイン◆
・前もって失敗の言い訳をつくる←セルフハンディキャップ
・課題の先延ばし(やるべき課題があるのにあとでやろうとする)
ある課題へのとり組みを先延ばしにすると、先延ばしにする課題がいくら増えても怖くなくなるのです。こうして先延ばしが癖になると、「いずれやる」「やればできる」と言い訳ばかりで、いつまでたっても何もやらない子どもになってしまいます
・肉体的に具合の悪いところがある
・模試はテストを運営する会社が儲けるためにあるとしか私には考えられない
・最も大きな集団である「ごく普通の生徒たち」
・模試を毎週受けている生徒は「勉強している」のではなく、模試という商品を次々と購入させられている哀れな消費者だと気づくべきです
・東京オリンピックが開催される2020年以降、いよいよ丸暗記中心の受験から脱却し、創造性、探究心、主体性、協働性、英語力向上によるコミュニケーション能力などを問う受験システムに大転換されようとしているのです。
・子どもの勉強を学校や塾に丸投げ(外注)してはいけないということ。有名な学校や塾に外注することが、必ずしも子どもの将来の成功や幸せを約束しないということです。
・教育は家庭から
・ハーバード生の98%が幼い頃からの家庭学習をプラスに感じている
・世界標準の学習では「自分の頭で主体的かつ柔軟に発想する力」が重視されています
・国際的に「ロート・ラーニング」(rotelearning)といわれる丸暗記学習に重点を置いているのは、日本、韓国、中国、シンガポールの4カ国くらいのもの
・丸暗記学習で偏差値の高い国内の有名校に進み、一流企業に入れば一生安泰というのは、明治から昭和までのステレオタイプの成功モデルに過ぎません。
・海外のトップ大学は自己責任が基本。子どもの頃から自分のことは自分で決めるのが当たり前だという傾向がとても強いのです。
・2020年からの日本の受験改革では、丸暗記主体のロート・ラーニングへの反省から、「アクティブ・ラーニング」(activelearning)が重視されようとしています。
・日本国内でしか通用しない日本語に比べて、英語の情報量は100倍あるといわれますから、英語を使えないと損
・なぜ、これほどまでに日本人は英語ができないのでしょうか。それは「英語ができなくても困らないから」です。
・英語学習はリーディング(読む)、ライティング(書く)、リスニング(聞く)、スピーキング(話す)の4技能からなります。
・幼稚園あたりから英語漬けにすると英語が身につくというのは一種の幻想です。
・長文を読んで書けるようになることが先決。そうすれば結果として文法は身につきます。
・中学英語で必要とされる英単語は1800ほど。
・親子のコミュニケーションでのポイントは、意識的に〝知的な会話〟を増やすことにあります。
・英語学習で何よりも実践して欲しいのは、問題集を解かないこと。問題を解かずに「覚える」のです。
・定型文(テンプレート)をたくさん覚えると、いくらでも応用が利くようになりますし、読んで中身を理解するうちに英語がみるみる身につきます。
・アウトプットは自分の言葉で話したり書いたりする。
・日本語も英語も、しょせんはコミュニケーションの道具です。大事なのは、その道具を使って何を伝えるかです。
・ 自己紹介を100個覚えておくと、外国人と話すときに困らないよ」と教えています
・ アメリカには「浪人する」という発想がないこと。日本では大学合格者の8人に1人は浪人生で、かつて競争率の激しかった時代には3人に1人が浪人生だったこともあります。
・ ハーバード生は人と接するとき、笑顔を忘れません。口角を上げ、白い歯を見せて、爽やかな笑顔で接します
・ ネガティブなことを口にしないのもハーバード生の特徴です
・ 何事もはじめるのは簡単でも、続けるのは難しいもの
・ 1つのことを1万時間くらい続けないとモノにならないという「1万時間の法則」がある

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