世界一受けたいお金の授業

発行:2010年3月1日
著者:和仁達也

・何を買って何を買わないか優先順位をつけておく→売り手はセグメント別にマーケティングを仕掛けている。
そのマーケティングにやられない為に自分の買う基準を持っておくこと
・社会に与えた価値の対価が報酬(会社だったら売上、国だったら外貨)で表されている
・お金は「価値」のある方へ流れていく

(メモ)
・稼ぐ 使う 貯める 活かす 技術
・たった一度の人生、やりたいことは全部やりきろう
・自分の価値を上げるお金の使い方は「自己基準」がある使い方かどうか?
それは自分にとって必要か?と問いかける時間を持ちましょう。
・お金を使っていいもの→将来利益を生む可能性があるもの、人との縁を作り深めるもの
・生活に必要なものを手持ちのお金以外で買うようなことはしない
・お金とは?価値を数字で表して交換できるようにしたもの=価値の変換ツール
・お金は価値のある方へ流れていく
・人が何にお金を使っているか?をみることで、その人の価値観、優先順位が見えてくる
例)給料はそんなに貰っていないのに高級な車を乗り換える人→ステイタスや優越感
例)給料同じだけど車無しで海外旅行に年数回行く人→新しい体験、異文化との接触に価値
・ケチと倹約の違いは、周りの人を喜ばせるためにお金を使えるか?
・ケチかどうかは相手があってのこと
・経済とはお金を「稼ぐ、使う、貯める、活かす」のサイクル
・ 学校の成績は通信簿で評価されるけど社会に出ると通信簿はない。その代わりとなるのが、その人がどれだけの「価値」を社会にもたらしたか?その価値を評価する物差しのひとつが「給料」や「報酬」といった「お金」になる。
・社会に多くの価値をもたらす人は多くの報酬を貰う。会社も同様で多くの価値をもたらす会社は多くの売り上げを上げる
・お金のブロックパズル
・国の総収入=国内総生産(GDP)
・税収は法人税、所得税、消費税で約8割を占める
・決算書は会社の通信簿
・決算書から読み取る5つの数字(売上高、変動費、人件費、利益、借金残高)
・儲け(粗利)=売上高ー変動費
・固定費(売上の増減で変動しない費用)=光熱費、家賃、人件費
・企業の内情は「粗利率」と「労働分配率」でざっくりわかる
・ 会社がちゃんと利益を出すには、社員が報酬(給料とボーナス)の3倍の粗利をつくる必要がある
・ 船全体の存続に責任をもつ立場として、全体を見て選択肢を考え、優先順位をつけて実行するしかないからです。そして、全体像がつかめている人が世の中のルールをつくる役割を担います
・ もともと会社は「あなたを一生涯、雇い続けます」とは約束していないからです。逆に社員だって「この会社で一生働き続けます」とは約束していないので、その点でははじめから対等な関係なのです
・ 「周りはどうでもいいから、自分だけは助けてください」は通らないということ。自分のことだけ考えている人は、世の中のルールが変わった途端、ふりまわされてしまいます。しかし一方、世の中の動きに目を向けている人は、前もって備えておけます。
・ 個人の眼だけでなく「会社」「日本」「世の中世界」という眼ももっていなければ、僕たちの人生はほんろうされる
・ 他人がつくった仕組みに乗るよりも、自分で仕組みをつくれるようになったほうがいい
・ 仕組みをつくる側の目線」も持っておく必要はある。「つくる側の目線」があれば、他人の仕組みに乗るときだって、あらかじめ落とし穴に気づけます
・今の時代、一番リターンの大きい投資は何か? 金融商品や不動産投資が不確実ないま、最もリスクの低い投資は、「自己投資」と「お互いを助け合える友人づくり」の2つ
・リーズナブルな投資は「本」と「2人っきりのランチ」
・これからの時代は縦(年代を超えた)と横(業界や立場を超えた)に友達をつくておく
・ 人と懇親を深めるときに大切なのは、時間の長さではありません。会う頻度が高いほうが、はるかに記憶に残るし、精神的な距離感も縮まります。
・ 「将来性を見抜く質問」
❶尊敬できる人はいますか?それはなぜですか?
❷どんなものに優先的にお金を使っていますか?
❸どんなことに優先的に時間を使っていますか?
・人が成長する上で「憧れの心」はとても大切
・ 一時的な収入の大きさに惑わされずに、「時間軸」を意識して将来に備える心構えが必要です。なぜなら、「報酬の高さ」×「時間軸」の面積こそが、その職業における本当の生涯収入を示している
・利益率が10%を超えるだけで優良企業
・ 答えは教科書の中だけにあるのではありません。現場の中に「使えるネタ」が隠されています
・ 時間軸の発想がある人は、まず締切から逆算して計画を立てています
・豊かで充実した人生げの最短距離は「人を真似る」こと。基本的には先人に学べ。
・ミクロ、マクロの視点が重要

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