医療経済の嘘

発行:2018/6/10
著者:森田洋之

(感想)
医療とは何か?人生の最後(終活)を深く深く考えました。国民皆保険制度は素晴らしいもので、存続させるためにはナショナルデーターベースをどんな些細なものでも公表し、細部まで「見える化」して、真の公平性を保つ必要があると思いました。かけがいのない医療資源を大切に使います。

(メモ)
・医療知識を深め医療技術を磨くことが「善」
・ベッドが空いてるから入院を勧める
・「病院の存在や非存在」や「住民の死亡率」のあいだに因果関係ない
・日本では人口あたりの病床数が約3倍違うが病床数が多い県では少ない県に比べて県民1人あたりの入院医療費を数倍使っている
・「病人がいるから医療がある」→「病床がある分だけ病人がつくられる」
・130万床を110万床に 15%減らしますよ
・市民の幸福度
・老衰
・エーデル改革
・日本は人口あたりイギリスやアメリカの4倍以上の病床を持っている
・医療費の大小と健康寿命・平均寿命には相関関係はない
・医療市場の失敗
・供給過剰、過当競争
・高齢化率世界1位。高齢化対策で世界のリーダーになれるチャンス
・きずな貯金、命を受け止める覚悟
・その人の人生にとっての正解
・「医療」は「安全」にもまして、患者さんの「幸せな生活」を実現するための道具
・社会的共通資本
・日本の医療経営は「薄利多売」の商売
・儲けるには病床稼働率を上げろ

(152)医療経済の嘘 (ポプラ新書) [ 森田 洋之 ]

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