経営戦略立案シナリオ

発行年月

2007年5月

著者情報

佐藤 義典(さとう よしのり)
早稲田大学政治経済学部卒業。NTT→米ペンシルバニア大MBA→外資系メーカーでマーケティング責任者など経て、現在は経営コンサルティング会社を経営されている。

感想

「ドリルを売るには穴を売れ」「売れる会社のすごい仕組み」「白いネコは何をくれた」に続き、とても良い本に出会えました。
戦場、強み・独自資源、差別化、顧客、メッセージ。自然に使いこなせるようになりたいです。
全ての始まりは『顧客』。机の上に貼っておきたいと思います。

経営戦略立案シナリオ 社長と社員全員が一緒に考える (かんきビジネス道場) [ 佐藤義典 ]

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感想(6件)

メモ・キーワード

・経営者の仕事は未来をよくすること
・今日のことは過去の結果
・今、売上が悪いとしたら、今が問題ではなく、過去にこの状況を作り出した「過去の何か」が悪い
・戦略は道筋、戦術は具体策
・戦略 > 戦術 > 戦法
・戦場は?儲かる戦場で戦っているのか?
・戦う為の独自資源はあるのか?
・それは敵と比べて差別化できるのか?
・誰に勝ってほしいんだ?
・売り方、伝え方はシンプルでわかりやすいものになっているのか?
・単純化して初めて実践で使える
★戦いやすい戦場で、独自資源を生かして、差別化された商品を、ターゲット顧客へ、わかりやすいように伝える
・「売る」の裏側に「買う」という行為がある
・売り手発想ではなく顧客発想。買うと決めるのは顧客の心の中にある
・顧客の役に立とう
・ビジネスの根幹は「お金」と「顧客」
・ビジネスの目的は顧客の創造
・経営は「顧客に売ってお金を頂く」だけのこと
・ビジネスモデルとは「売って利益の出る仕組み」のこと
・顧客は欲求充足の手段を買っている
・車を買う=移動手段を買う、家族との楽しい時間を買う、見せびらかして喜びたい
・戦場は顧客の心の中で決められる(ココロに浮かんだ選択肢の束のこと)
・自分は何屋か?顧客の視点で考える
・強みは顧客にとって価値があるもの
・自社の強みは顧客にとって強い購買決定要因になっているのか?
★自分にとって『当然のように出来ること』は、他人にとっては羨ましいもの
・なぜ我が社(商品)と取引いただける(買っていただける)のですか?と質問してみる
・長期的な生き残りを可能にするのが「独自資源」
・差別化 手軽軸(最低価格型・利便性型)、商品軸(最新技術型・最高品質型)、密着軸(顧客密着型・カスタマイズ型)
・顧客の欲求を充足させる手段を売っている
・良いものを長く売る
・1位になることのメリットは知名度が格段に上がる
・ナンバーワンになるエリアはどんな軸でもどんな規模でもいい。要は顧客から選んで貰えればいい範囲でナンバーワンになる事
・スーパーと回転寿しは一緒
・人事評価は戦略を徹底させる道具になる
・テキパキした手軽軸、品質・技術に燃える商品軸、顧客への愛にあふれる密着軸
・ビジネスは顧客から始まる
・会社案内って誰に向けて作っているもの?主語が「私」になっていて自分のことばかり書いた自己満案内になっていないかな?
・生存欲求、社会欲求、自己欲求

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