実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた

発行年月

2019年5月

著者情報

橋下 徹(はしもと とおる)
1969年生まれ(49歳)の弁護士。大阪北野高校、早稲田大学政治経済学部卒業。2008年に38歳で大阪府知事になり、2011年に大阪市長に就任。任期満了の2015年12月まで市長として数々の改革を実行し現在に至る。

感想

大阪府知事、大阪市長としてどのように組織を動かして来たのか?
実例なので管理者の自分にとってはとても参考になり、現在の仕事と照らし合わせながら一気に読む事が出来ました。

実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた (PHP新書) [ 橋下 徹 ]

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メモ・キーワード

・38歳で大阪府知事に就任
・8年間 府知事、市長として活動した
・誰もが評論家になれる時代
・上司部下の関係は仕事を成し遂げられる関係が一番良い
・部下が出来ないことをやれるかどうか
・適材適所
・失敗は必ずあるもの
・最後は人事権を行使するのも手段の一つ
・組織に言いたいことを存分に言わせる
・自分と違う立場の人の意見を聞くことが非常に重要
・周囲にイエスマンばかり置かない
・決まったことには従う
・最後は従うとう原則が重要
★仕事をやり遂げる人間関係
・「現場の仕事」と「リーダーの仕事」
・実際にリーダーは現場のことをそこまで知らない
★リーダーの仕事は部下が気付かない大きな問題点を見つけること
・地方負担金
・マインドが変われば部下は自分から動き始める
・役所が持っている財産を最大限に有効活用
★リーダーの仕事は部下をやる気にさせること
・組織は口で言っても動かないが何かを実現させるとメンバーの意識が劇的に変わる
・国内出張の知事の宿泊費 国内1万3千2百円まで
・リーダー自身が基準、軸を徹底的に実践する姿を部下に見せる事で部下がついてくる
・組織のメンバー上を見て横を見て仕事している
・最初の衝撃を与える仕事は出来ているのか?
・部下がついてくる最大の理由は『共感』+人間関係
・道を叩くには行動しかなく、目の前の階段を登り続けるしかない
・大きな方針「ビジョン」
・ヒト、モノ、カネ、情報
・日々のニュースに持論を持こと
・毎日ニュースを読み、自分はこう考えるという持論を持つ
★ニュースの課題を探り、自分なりの解決策(自論)を持つように毎日トレーニングする
・一つの規制を作ったら二つの規制を緩和しろ by トランプ大統領
・実行プロセスはありますか?
・リーダーはコンサルタントと違って組織を動かして物事を実行しなければならない
・寄せ集めのプロジェクトチームは権限が横並びの人が多いので、しっかり権限を持たせるトップを決めておくなど指示命令系も整備しておかなければ、結果しょぼいことしかできないチームになってしまう
・自分の提案を通したいなら相手の思考回路を知ること
・判断をするには『比較』すること
・豊洲の問題点を指摘するが、築地の問題点は指摘してたか?比較してたか?
・比較優位の思考
・ロジック 理屈
・トップは「全体最適」を考えているので「部分最適」では意見が通らない。一つ上の目線で提案する
・仕事には想像力が必要
・資料はA41枚か多くてA31枚まで
★決済の形骸化は起こっていないか?
・自分の考え方、思考方法を浸透させるために一斉メールを活用する(ニュースの解釈なども)

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