ケーキの切れない非行少年たち

発行年月

2019年6月

著者情報

宮口幸治(みやぐち こうじ)
京都大学工学部を卒業し建設コンサルタント会社に勤務後、神戸大学医学部を卒業。児童精神科医として精神科病院や医療少年院に勤務、2016年より現職。困っている子どもたちの支援を行う「コグトレ研究会」を主宰。医学博士、臨床心理士。

感想

なぜ少年が犯罪を犯すのか?犯罪という行為をそもそも認識する能力が備わらなで成人間近に成長してしまったからなのか?社会全体で子供を育てていける環境が一番大切なんだと思いました。

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書) [ 宮口 幸治 ]

価格:792円
(2019/10/22 16:39時点)

メモ・キーワード

・児童精神科医
・認知行動療法(考え方を変えてもらう療法)
・対症療法
・医療少年院
・教育の敗北
・非行は突然降ってこない
・褒める教育は問題の先送りになる可能性がある
・後先を考える力
・9歳の壁
・特徴(勉強が苦手、コミュニケーション下手、融通が利かない、思い付きで行動する、すぐに感情的になる、相手のことを考えない、力加減ができない)
・怒りは冷静な思考を止める
・学習の土台(基礎)
・司法精神医学
・人の3大欲求(食欲、睡眠欲、性欲)
・法務教官
・自己への気付き
・私はあなたを見ています
・気付きのスイッチ
・「教える」という上からではなく「教える」立場になって教えてもらう
・社会面、学習面、身体面、家庭面
・ワーキングメモリー
・認知機能トレーニング(コグトレ)
・受刑者1人養うのにかかる費用は約300万円/年
・受刑者は5万6000人いるので、1680億円

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