こども六法

発行年月

2019年8月

著者情報

山崎 聡一郎(やまざき そういちろう)
1993年、埼玉県生まれ。教育研究者、写真家、俳優、合同会社Art & Arts社長。小学校高学年時にいじめを受け、中学では逆に加害者になり、いじめ問題の複雑さと難しさ痛感しながら育つ。その後、埼玉県立熊谷高等学校(偏差値67)から慶應義塾大学総合政策学部進学し本書の基礎となった法教育副教材「こども六法」を制作する。

感想

難しい法律を子供にわかりやすく書かれている本だが、法律を義務教育レベルでしか勉強した事がない自分にとって知らないことが多く、何度も読み直したいと思いました。ニュースで聞く法律用語の意味がやっとわかって、今後聞くニュースの理解度が上がりました。

こども六法 [ 山崎 聡一郎 ]

価格:1,320円
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メモ・キーワード

・刑法は「こんなことをしたらこんな罰を受けますよ」というルールをまとめたもの
・執行猶予は刑の実行を延長出来ること
・刑事訴訟法(刑訴)は「捜査と裁判」のためのルールをまとめたもの
・起訴は警察が裁判所へ被疑者を裁判へかけるように求めること
・社会みんなの共通の利益のことを「公共の福祉」
・個人が持つ人としての権利のことを「基本的人権」
・弁護士は全国に4万人いる
・保釈金は裁判が行われるまで逃げないので外に出して下さいという約束のお金のこと。裁判が終わったら返してもらえる
・現行犯逮捕は誰でもできる
・少年法は子供に刑罰を与えるのではなく教育を与えることで他人の権利を大切に出来る大人へ育てる考えが基本
・民法は「あたりまえ」を決めたもの
・民事補償法はこじれた喧嘩を解決する最終手段
・日本国憲法
・いじめ防止対策推進法

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