日本の医療の不都合な真実

発行年月

2020年9月

著者情報

森田洋之
1971年横浜生まれ、一橋大学経済学部卒業後、宮崎医科大学医学部入学。宮崎県内で研修を修了し、2009年より北海道夕張市立診療所に勤務。同診療所所長を経て、現在は鹿児島県で研究・執筆・診療を中心に活動している。

感想

日本の医療を経済の観点から考察している真実本でした。医療を公共事業と位置付けるか?アメリカのように民間事業と位置付けるのか?中途半端な位置付けでは今後の日本では切り抜けられないような?
★★★☆☆

メモ・キーワード

・日本医療は世界最高レベル?
・コロナ対策病床は全病床数の数%
・日本の病院の7割は民間病院
・90代でPCR検査をしたら陽性、でも無症状。その後、亡くなり、コロナ陽性で死亡(コロナ死としてカウントされる)。どう考えるのか?
・検査大国の日本
・インフルエンザウイルスは無症状の人もいる
・人間は細菌と共存している(常在菌と病原菌、ウイルスは違う)
・人類が唯一根絶出来たには天然痘ウイルス
・新しい生活様式?そもそも人は触れ合って生きていく生き物なのでは?
・ウイルスを殺すのは自己の免疫細胞
・医療感、死生観
・コロナ感染者の死者数と各国の死生観の関係は?
・プライマリケア
・病床数と平均寿命の関係
・平均すると医療格差が都道府県で大きく違う国
・日本は病床数は世界一多いが、人口あたりの医師数は少ない
・月に一回病院へ行き複数科を回ることが仕事になっている高齢者
・終末期医療正解とは何か?
・公設民営
・治す医療と生活を支える医療
・人間の死亡率は100%

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