みなさま
今回は日経新聞の記事『研究者、YouTuberになる 専門知識や解説に説得力』について。
実は昔、YouTuberになりたいと言って辞めていった部下がいました(-_-;)
当時は大変ビックリ!!してしまいましたが、最近はYouTuberの認知も上がり、そんな生き方もありかな?給与所得ではなく事業所得で生きていく道もいいのかな?と思うようになり、その道に挑戦できる若者を羨ましく思ったり思わなかったっりしています。。。
そんな脱サラYouTuberについて考えたいと思います。
はじめに
YouTuberとは、ご存知のようにYouTube上で動画コンテンツを配信し、再生回数や広告表示で利益を得ている人達の事を言います。
広告収益を得るには条件があり
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
・チャンネル登録者数が1000人以上
・18歳以上であること
・広告掲載に適したコンテンツかどうか
をクリアーする必要があります。
※詳細はYouTubeヘルプを参照下さい。
トップYouTuberだと億単位で稼ぐようですが、フォロワー数1000人程度だと、月収5千円程度のようで、稼ぐのは難しいのが現実のようです。
※参考記事(2020/3/5プレジデントより)
今回の脱サラYouTuberについて
この記事に登場するYouTuberは元化粧品会社の開発研究者で、開発品に思い入れもなく、仕事だから化粧品を開発し、仕事が忙し過ぎて家族にも会えず、この会社での仕事に意味を感じなくなり仕事を辞めてしまったようです。
そこから趣味でやっていたブログで収入を作ろうと執筆活動で生計を立てようとしましたが上手くいかなかったようですが、「会社や上司の指示ではなく、自分の好きなこを自分の責任で作れる」ことをモチベーションにYouTubeに手を出し、思考錯誤しながら再生回数300万超えする番組を作れるようになったようです。
【『すみしょう』さんのYouTubeチャンネル】
https://youtube.com/c/sumicos
成功要因を考える
この脱サラYouTuberが何故成功できたのか?を考えると
①配信のテーマ選定が良かった
②元研究者であり、専門知識はライバルより優位性があった
③私見ではなく根拠に基づいた番組だった
④自分のやりたいことだった
⑤家族がいて守るべき存在
がポイントだと思いました。
まとめ
今回の記事から思うことは、今のデジタル時代、その気になれば脱サラしてYouTuberとして稼ぐことも可能。但し、視聴者を得るためにはライバルとの再生競争になり、
●何処で戦うのか?(カテゴリー/ターゲット)
●自分の優位性は何なのか?(差別化ポイント)
●何を訴えたいのか。(メッセージ)
●視聴者は何を番組に求めているのか?(ニーズ)
が上手く出来ないと成功しないと思いました。
以上です。
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