【読書】サクッとわかるビジネス教養 地政学

発行年月

2020年6月

監修者情報

奥山 真司 (おくやま まさし)
1972年横浜生まれ。日本で高校卒業後、カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学入学。地理学科及び哲学科を卒業。アメリカ政治情報の研究ほか、近年はアメリカの保守思想や政治メディア、国際関係論などの解析を手がけている。米国地政学研究家。戦略学者。

感想

地理的に物事を考える学問があることを知りました。
★★★★☆

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
新型コロナウイルス後、中国がより台頭する!?イギリスにとってEU離脱がチャンスな理由。アメリカにとって超重要な沖縄基地。本当の世界情勢がわかる!防衛のプロへも指南、地政学の第一人者が伝授!

メモ・キーワード

・国際政治は「劇」
・地政学は「舞台装置」国家の裏側にある思惑を紐解く知識
・マッキンダー
・三大エリアで起こる衝突
アジア 中国VSアメリカ
中東 イランVSアメリカ
ヨーロッパ EUVSロシア
・三大エリアをめぐる『国のふるまい』の研究
・イデオロギー 政治思想、社会思想
・アメリカの支配の仕方
完全支配 軍隊を常駐させ政治に関与し管理下におく
選択的関与 重要なエリアのみに軍隊を駐留
オフショア・バランシング 離れたところから監視する
孤立主義 重要な時以外は海外派兵しない
・バランスオブパワー 1位が3位以下と協力して2位と戦う
・チョークポイント 必ず航海する場所(スエズ運河とか)
・ランドパワー ユーラシア大陸ある大陸国家(ロシア、中国、フランス、ドイツなど)
・シーパワー 海洋に国境が面する国(日本、イギリス、アメリカ)
・歴史ではランドパワーとシーパワーが交わったことはない
・ハートランドとリムランド
・地政学的に考えると日本は恵まれている環境
海流や季節風に守られ、時給可能な面積がある。貿易しなくても国力維持できる規模
・北方領土 ロシアにとっては重要な領土
・沖縄米軍基地 完璧な拠点