【読書】リーダーの仮面

発行年月

2020年11月

著者情報

安藤広大(あんどう・こうだい)
1979年、大阪生まれ。早稲田大学卒業後、NTTドコモを経てジェイコム株式会社で営業副本部長を歴任。2013年に「識学」という考え方に出会い独立。2015年株式会社織学を設立し現在に至る。

感想

これは管理職として必読書だと思いました。マネジメントに『感情』はいらない。がとにかく印象的でした。
★★★★★

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内容紹介(「BOOK」データベースより)
マネジメントで「いい人」になるのは、やめなさい。わずか4年で上場、1900社が導入。「いま、最も人と会社を成長させる」と話題のすごい組織論。

メモ・キーワード

・会社のマネジメントはリーダーの言動で全て決まる
・大きく失敗するパターン
1手取り足取り細かく指導する人→メンバーが思考停止して成長しない
2部下についてこさせようとする人→責任を放棄している
・リーダー像は?キャプテン、学級委員?そんなタイプはごく一部
・思いつきでものを言うと、部下の成長を止めてしまう
・リーダーがフォーカスすべき5つのポイント
ルール→空気ではなく言語化されたもの
位置→対等ではなく上下の関係
利益→人間的な魅力ではなく利益の有無
結果→プロセスではなく結果
成長→未来の成長を追求する
・リーダーの仕事は『部下を成長させ、チームの成果を最大化させること』
・尊敬されたい、凄いと思われたい、ではアウト
・仮面 ペルソナ
・仕事では仮面を被っていた方が楽→失敗したり否定されたりしても、本当の自分じゃないから気にしなくていい
・マインドセット
・組織マネジメントは「国語」ではなく「数学・物理」
・感情はマネジメント邪魔する
・結果が出た後は感情を出してもいいが、仕事を始める「前」や「途中」はダメ
・「途中」や「前」では感動は起こらない
・理由は上がった感情は必ず下がるから
・「感情」をマネジメントするのではなく「仕事」をマネジメントすること
・結果が出るから雰囲気が良くなる→雰囲気がいいから結果が出るのではない
・リーダーの仕事はモチベーションを上げることではなく、成長させること
・現場を知っているのは部下の方
・リーダーは情報を吸い上げて判断すること
・ルールがあるから自由になれる
・会社はルールでなりらっている 例)上司と部下
・ルールを作り守らせること
・新しい事をすると必ず反発が来る
・未来から部下を見て指導できているか?今、厳しく指導しておかないと未来に損をしてしまうのではないか?
・指示は言い切り口調にする
・締め切りを必ず設置すること
・ほうれんそうによる管理
・ほうれんそうは機械的にする
・相談に乗っていいことは、部下の権限では決められないこと/部下の範囲で決めていいのか迷った時
・やり方を教えることは絶対にダメ
・部下と関係は「寂しい」「孤独」と感じる関係が良い関係
・会社は「学校」ではなく「塾」
・部下とは出来るだけ距離を空けた方がいい
・業務中に指摘すべきことは指摘してしまうこと(後で飲みの時にするとかはアウト)
・人は自分に利益があるかどうかで動く
・会社にうまく使われる方が成長が早い?
・会社の利益アップの為にどんな貢献をしているのか?
・自分の事ばかり言っていないか?やっていないか?報告していないか?
・いい緊張感はあるか?
・組織の中で起こる「健全な競争(切磋琢磨)」はよいこと
・言い訳はスルーする
・プロセスより結果
・自己評価と他者評価
・勉強と仕事は違うのでプロセス評価はあまり意味がない
・日報は日記ではない(感想はいらない)
・達成、未達、出来なかった事を指摘する
・360度評価の部下からの評価は無責任な感想だからいらない
・一回やらせてみる
・何事も行動あるのみ
・「稼ぐ力」を身につけさせられているか?
・会社だけが「糧を得る」コミニティ
・良いリーダー言葉は遅れて効いてくる

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