【読書】できる課長は「これ」をやらない!

発行年月

2018年1月

著者情報

安藤広大(あんどう・こうだい)
1979年、大阪生まれ。早稲田大学卒業後、NTTドコモを経てジェイコム株式会社で営業副本部長を歴任。2013年に「識学」という考え方に出会い独立。2015年株式会社織学を設立し現在に至る。

感想

課長の仕事は会社・部長の求める事を、部下と一緒に実現する責任者だという事がよくわかりました。
★★★★★

メモ・キーワード

・問題の本質は、組織内に発生している「誤解」や「錯覚」の場合が多い
・発生原因はリーダーの言動の場合が多い
・課長は会社のトップでは無い。できる社員一人
・今ではなく未来の価値を上司は部下に与える事
・自己評価が高くて対価を得る事は出来ない→自分から給料払って貰えますか?
・評価は他人がするもの→給料を払ってくれるには誰?評価を会社から任されている人は誰?(お店でお金を払ってくれるのは誰?)を考えれば答えがわかる
・できる社員とは、会社が目指す目標達成に必要な人材のこと
・後輩や部下からの評価ではなく会社や上司からの評価を得ることに集中すること
・上司から何を求められているのか?をしっかり認識すること
・上司はルールを決める人、部下はルールを守る人
・頻繁に飲みに行くと上司部下の関係が崩れていく
・部下が必要とされていると勘違いする
・上司としての依頼は「お願い」ではなく「指示」である→なぜなら責任を取るのは上司だから
・成長とは「できない事ができるようになること」
・上司の指示に従わなければならないには、自分の責任をとってくれる人だから
・できる課長は部下に感情的に接しない
・感情はいらない。出すときは結果が出たとき/出なかったとき。決して途中では無い
・できるできないが存在しない「姿勢のルール」
・モチベーションを気にしない→内面の事なので自分しかわからないものを気にしても仕方ない
・求める状態と期日を伝え、後は期日まで口出しせずに待つこと→部下のやり方には口出ししない
・『上司が求めることの設定』が大切→これをしないと評価しない
・褒めると「当たり前」の基準が下がっていく
・日報は明日の行動をどのように変えていくのか?を記載する→週報は来週の行動をどう変えていくのか?を記載する(現状→課題→対策)
・情熱や気合いはよくわからない
・指示には従ってもらう。ダメだったら私の責任なので
・ただの言い訳は無視すること
・適材適所という言葉は連発しない
・市場(お客様)からの評価は課長の評価ではなく会社の評価である。課長は会社のトップではない。そのことを履き違えないように!
・課長は部長が求めていることをチームで達成する為の責任者である→部下は課長が求めていることを達成する為のメンバーの一人
・自分が社長だったら?なんて考えない。目の前の課題を一生懸命解決していくことがあなたに求められていること
・経営者のつもりで考えろ!とは、経営者が求めていることの延長でプラスαは何か考え行動しろ!ということ
→決して上司社長の言葉を吟味することでは無い
・課長の仕事は部下の味方になることではなく、部下に成果を出させること、成長(出来なかったのか事をできるように)させること
・課長は『間』の立場

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