【読書】ニュースの数字をどう読むか

今回読んだ書籍
ニュースの数字をどう読むか

感想

数字は一人歩きするもの。有意差という言葉を鵜呑みにして、まるで凄い差があるように錯覚していた自分に気付かされる内容でした。報道される数字は自分の目でしっかり裏側を見なければ情報に飲み込まれてしまう。数字を見たら疑う癖付けしていきたいと思います。

メモ

・数字は冷淡で感情がない
・平均値と中央値
・シンプソンのパラドックス→平均値や中央値だけでは見間違うこともある
・体験談というエビデンス
・再現性があることは個人の体験談で良い
・メディアはストーリーで成り立っている
・サンプルサイズ
・正規分布
・サンプル偏り
・統計学的に有意
・エフェクトサイズ(効果量)
・有意差に騙されてはいけない
・電子タバコとマリファナの関係を考えてみる→第三の因子が存在するのでは?
・因果関係
・観察研究
・分母は?
・ニュースの記事に分母はあるのか?
・ベイズの定理
・絶対リスク、相対リスク
相対値で30%リスクが増えるとは?絶対値では5%が6.5%になるということ
・そもそも測っているものが変わっていないか?
・ランキング
GDPで考える。絶対値での順位と国民一人当たりの順位?
・先行研究全てを代表する結果なのか?
・起点と終点のいいとこ取り
・COVID19は感染症のパンデミックを引き起こしたが、同時に情報のパンデミック引き起こした