人を動かしたいなら、「やれ」と言ってはいけない

発行年月

2018年8月

著者情報

小山 昇(こやま のぼる)ホームページ
株式会社武蔵野(中小企業のコンサルタントとダスキンのフランチャイズ事業を行う会社)の代表取締役社長。1948年生まれ(70歳)。

感想

自分一人(実際はいろんな人を巻き込んでやるが)でやる仕事から、全体の方向性を示しながら、部下と一緒に自分一人では出来ない規模の成果を出す舵取りを現在はやっています。

人に動いてもらう」という考え自体が上から目線で間違っているのかな?と思う今日この頃。十人十色。小山さんの名言を実践で試しながら成長していきたいと思いました。

冒頭に書かれている「飲み会での態度」から頭を叩かれ、「具体的じゃないと人は動かない」と抽象的な指示を連発している自分に反省し、叱っていいのは「」でなく「こと」であり、動いてもらうには「同じことを毎回言う(同じことを言い続ける)」ことの大切さを心に刻まれました。

人を動かしたいなら、「やれ」と言ってはいけない思い通りに部下が動く“すごい”伝え方【電子書籍】[ 小山 昇 ]

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メモ・キーワード

・「やれ」と言ってもいうことを聞かないのは当たり前である
・人の基本姿勢
楽して高い給料をもらいたい
面倒なことはやりたくない
褒められたいし、人に勝てると嬉しい
・誰もが「できるやつ」は嫌い
・人を動かすには「心理」が大切
・人の上に立つ人にとって「鈍感」は「犯罪」です
・既婚者は婚外恋愛をしてはいけない
・飲み会で部下を褒めるリーダー、自慢話しや説教をするリーダー、どちらについていきたいですか?
・自分自身の魅力で人を引き付けたい。例)キャバクラで服を着ているときにモテたいのか、脱いだときにモテたいのか?
・「モテたい」と思っているうちは「モテない」
・部下の「はい」は「聞こえました」の意味
・頭ではわかっていてもすぐにやらないのが普通の社員
・自分の意見を押し付ける人 「自分=正しい」 「他人=間違い」
・指示を出すなら具体的に
・話し言葉は曖昧
・指示を出すとき、報告を受けるときに、数字を入れるように心がけている
・人は信用するが仕事は信用しない
・部下に「100点」を期待していない
・「おだてる」人の成長を妨げる 主観的
・「ほめる」人を成長させる 具体的に 過去の自分と比較して数字を入れてほめる
・サンクスカードを郵送する
・「怒る」は感情的 「叱る」は具体的
・お酒を飲んでいるときは叱らない
・「こと」と叱り「人」を叱ってはいけない
・部下が上司の言うことを聞かないのは成長したから
・自分が話をしている限り情報は入ってこない
・新入社員の仕事は成果を上げることではなく失敗すること
・上司部下の能力は同じぐらいのレベルをつける
・会社を経営する上で最も重要な情報は「社員のプライベートな情報」
・社員教育において必要なのは「質」ではなく「回数(量)」
・いつも同じことを言っている社長は超一流

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