未来年表 人口減少危機論のウソ

発行年月

2018年11月

著者情報

高橋洋一(たかはし よういち)

1955年(昭和30年)東京都生まれ。東大理学部数学科・東大経済学部経済学科を卒業し、大蔵省に入省し、様々な政策に関与される。現在は嘉悦大学教授。

感想

少子高齢化・人口減少は、働く人が少なくなって、税金を納める人が少なくなり、国の税収は減る。少子高齢化は年金受給者や社会保障費を沢山使う人が増え国の財政を悪化させる。働く人が減ると消費する人が減るので経済が回らなくなり低迷する。と一方的に思ってましたが、そうでも無いのかな?と思う内容でした。マクロで起こっていることとミクロで起こっていることを混同せずに生きていきたいと思いました。

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メモ・キーワード

・人口増加こそが幸福をもたらす論
・人口減少で一番困るのは地方公共団体の関係者
・地方公務員の数は2017年で274万人
・子供にかかる費用はオール私立で約3000万、オール公立で約1500万
・出生率低下政策は「人口減少が心配な国民層への要望に応えるために実施している」にすぎない
・出生率とは男女の関係でありプライバシーへの関与は政府ができることでは無い
・本気で人口に関与するのなら閣議決定した政策を出すなど上から押さえるしかない
・国民の幸せ=人口増加では無い
・人類の歴史では人口減少より人口増加の方が問題
・人口増加は貧困の原因されている
・国力とは何を指すのか?
・価格、物価、物価指数(代表的な1万5千品目)、消費者物価指数
・物価はマクロで価格はミクロ
・物価が上がるとはどういうことか?
・GDP=平均給料×総人口
・人口の増減はマクロ経済には殆ど影響ない
・世界の人口は76億人から112億人になる
・移民法は移民を取り締まる(コントロール)法律
・年金は3階建。1階 国民年金 2階 厚生年金 3階 確定拠出年金
・国民年金 強制的に入り、全て払えば満額もらえる
・厚生年金 所得に応じてもらえる額が変わる
・年金制度は①保険②40年払ってほぼ同額が20年で戻ってくる③ねんきん定期便は国からのレシート
・年金数理、保険数理
・個人課税は①所得税(財布に入る前にに取られる)と②消費税(財布から出る時にと取られる)しかない
・重要なのは高齢者1人を若者何人で支えるかではなく、いくらのお金で支えていくか?
・AIはプログラム
・人口減少で職を失うのは努力しない人
・マクロとミクロの話を混同しない
・人口が減ったらあなたの仕事はどうなりますか?多分関係ない
・ふるさと納税 足による投票 国民が納税する場所を選べる画期的な制度
・道州制
・会社には必ずある時点でクビを切られる
・スキルを身につけ組織に属さず自分の力で生きていける力をつけて欲しい

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