太平洋戦争の新常識

発行年月

2019年7月

著者情報

歴史街道編集部より

感想

1941年から1945年にかけて日本とアメリカが『戦争』という手段を使って喧嘩した。結果はポツダム宣言に署名して日本が負け、GHQによる指導により過去とは全く違う国になり象徴天皇が存在する平和を愛する国に生まれ変わった。複雑な問題で公表されない情報もあると思うが、現実を見つめ『敗戦国』の国民として今を精一杯行きていきたいと思いました。

太平洋戦争の新常識 (PHP新書) [ 歴史街道編集部 ]

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メモ・キーワード

・新興国の日本が覇権国のアメリカに挑戦した戦争ではなく、
グローバル覇権国である大英帝国への挑戦者たちがアジアや太平洋地域の覇権を争った戦争
・東郷平八郎 明治時代(1968年〜1912年の44年間)の日本海軍の指揮者
・日露戦争後、30数年間戦争が起こらなかったことがむしろ注目すべき
・近衛文麿(1891年生〜1945年 A級戦犯に咎められ52歳で自殺)
・石油禁輸、資産凍結
・ハル・ノート:ハル四原則と10項目の具体的措置
【ハル四原則】
あらゆる国家の領土保全と主権を侵害してはならない
他国の国内問題に関与してはならない
通商上の機会や待遇で平等を守ること
紛争を防止し平和的な解決が出来るように国際協力すること
【10項目の具体的措置】
日本、アメリカ、イギリス、ソ連、オランダ、中国、タイの間で相互不可侵条約を締結する
・フランス領インドシナの不可侵と経済上の平等優遇に関して協定を締結する
・中国、フランス領インドシナから日本軍を撤退させる
・中国の蒋介石率いいる国民政府以外の政権を支持しない
・中国における治外法権と租界を放棄する
・最恵国待遇を基礎とする日米間通商協定を締結する
・日米が経済制裁のために行っていた資産凍結を解除する
・円・ドル為替を安定させる
・日独伊三国同盟を実質的に破棄すること
・日米両国がこの協定内容を推進すること

・陸軍省戦争経済研究班(通称 秋丸機関)
・人間は損失が発生する場合に少しでもその損失を小さくしようとすると傾向がある
・ルーズベルト、チャーチル、ヒトラー、スターリン
・美しいものは性能がいい
・ガダルカナル島の攻防戦で決着がついた(戦後振り返ると)
・山口多聞(1892年生〜1942年 ミッドウェー沖で戦死 海軍中将でアメリカ軍が最も恐れた指揮官)
・キスカ島撤退作戦 日本軍5千2百人が全員生還した
・ヤルタ会談 ルーズベルト、チャーチル、スターリン
・負の遺産
・北方領土問題
・小野寺信少将 情報士官
・占守島 8月17日にソ連軍が日本に不法侵攻してきた
・東京裁判(極東国際軍事裁判)偽善裁判という人もいる
・チャールズ ウィロビー マッカーサーの右腕
・侵略戦争
・ニュルンベルク裁判 アメリカ・ソ連・イギリスの3カ国が主導裁判したが東京裁判はアメリカ一国主導で裁判をした
・A級戦犯 28人
松岡洋右(まつおかようすけ)
永野修身(ながのおさみ)
大川周明(おおかわしゅうめい)
板垣征四郎(いたがきせいしろう)
木村兵太郎(きむらへいたろう)
土肥原賢二(どいはらけんじ)
東条英機(とうじょうひでき)
広田弘毅(ひろたこうき)
松井石根(まついいわね)
武藤章(むとうあきら)
荒木貞夫(あらきさだお)
梅津美治郎(うめづよしじろう)
大島浩(おおしまひろし)
岡敬純(おかたかずみ)
賀屋興宣(かやおきのり)
木戸幸一(きどこういち)
小磯国昭(こいそくにあき)
佐藤賢了(さとうけんりょう)
嶋田繁太郎(しげたろう)
白鳥敏夫(しらとりとしお)
鈴木貞一(ていいち)
橋本欣五郎(きんごろう)
畑俊六(はたしゅんろく)
平沼騏一郎(きいちろう)
星野直樹(なおき)
南次郎(みなみじろう)
★重光葵(しげみつまもる)外相としてミズーリ号看板で署名した人
東郷茂徳(とうごうしげのり)
・東京裁判史観
・アメリカによるアメリカの為の裁判
・フランス人判事 アンリ・ベルナール

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