ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

発行年月

2019年7月

著者情報

ブレイディみかこ
1965年6月福岡県福岡市生まれ。イギリス、ブライトン(イギリス南端)在住の保育士、ライター、コラムニスト。

感想

単一民族の日本人にはわからない人種・階級・貧富の壁を感じることが出来る内容でした。移民が沢山いて2世3世と子孫が繋がっているイギリス。EU離脱問題で揺れている国を二分する考え方(住民層・生活)が存在する理由がわかりました。多様性、多様性って言うが子供が一番多様性で歳をとるにつれて掘り固まって単一になっていくのかな?って思いました。夫婦の掛け合いも笑えたりしてとっても満足する本でした。

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー [ ブレイディ みかこ ]

価格:1,485円
(2019/12/1 16:42時点)

メモ・キーワード

・底辺託児所
・老人はすべてを信じる。中年はすべてを疑う。若者はすべてを知っている。by オスカーワイルド
・白人労働者階級
・多様性格差(ブライトンでは多様性が集まる方が裕福)
・英国の一般中学校では日本のような親が出席する入学式・卒業式は無い
・レイシズム 人種主義 人種に優劣があるという考え方
・イングリッシュ、ブリティッシュ、ヨーロピアン
・アイデンティティー(自分らしさ)
・人種差別は違法、貧富の差での差別は合法?
・法は世の中をうまく回していくためのもの
・ポリティカル 政治的な
・エンパシー 他人の立場になって考えること
・シンパシー 他人の考えに寄り添うこと
・エスタブリッシュメント 支配級
・衣食住
・チンク、チンキー(イギリスで東洋人のことを差別用語で言う)
・人間は人を罰するのが好きな生き物?

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