1万人のリーダーが悩んでいること

発行年月

2019年12月

著者情報

浅井 浩一(あさい こういち)
1958年生まれのマネジメントケアリスト。3歳で両親が離婚し母親の愛情たっぷりで育てられる。小学校5年生の時に美術の先生に褒められ校長室に絵を飾って貰えたことを転機に前向きに取り組む事に目覚める。その後、1989年にJTに入社し工場勤務。働きぶりが評価されて「日本青年の船の団員」に推挙されオセアニア各国を歴訪。帰国後は本社勤務、最年少所長、支店長と成績を残しながら活躍し、現在はマネジメントケアリストとして活動されている。
『はじめてリーダーになる君へ』はロングセラーになって有名。

感想

管理職の悩んでいることは同じなんだと本書を読んで思いました。自分が話すのではなく部下に話してもらう関係が一番大切なんだと勉強になりました。
プロセスとは?成果を出す為に必要な活動。コミニケーションは成果を出す為に部下と取るもの。内容は成果に直結する現状・課題・対策であって仲良しこよしの内容ではない。
定期的に見直したいと思いました。

1万人のリーダーが悩んでいること [ 浅井 浩一 ]

価格:1,650円
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メモ・キーワード

・悩みの無いリーダーはいない
・チームとしての業績
・問題は正直に報告する姿勢が大切
・リーダー自身が正直であること
・相談しづらいオーラを出していないか?
・ありのまま(背伸びしない)の姿でリーダーをやる
・相談されるの大好きなんだ!という雰囲気が大切「相談に来てくれてありがとう」
・言われた仕事しかやらない→言われた仕事をしっかりやるって責任感が強くていいじゃない!に変換する
・無気力、無関心の原因は、あなたが部下に関心が無いんじゃない?
・事実ベース、仕事ベースで評価する
・部下との同行回数は濃淡がありませんか?同行の累計数ではなく、個々の同行回数が見えるように回数は確認する
・具体的に事実ベースで何が間違っているかを伝えること
・受け身の部下→『自分ごと』になるように誘導する
・上司は「きっかけ」をつくっただけ。手柄はすべて部下の功績
・部下と仕事を仕分ける
・成功した理由や過程をインタビューする
・期中に出来ていなことは厳しく指導し、期末に頑張った行動に正当な評価を下し感謝する(褒める)
・うまくいっている(仕事が出来る人)部下と指導したい部下を同行させ、うまくいっている理由を体験してもらう
・やりたい仕事に囲まれて忙しいのか?やらなければならない仕事に囲まれて忙しいのか?
・雰囲気を変えるには「笑顔」と「挨拶」
・部下の悩みを知っていますか?把握している人は全体の2割未満
・コミニケーションは何の為にとるのか?→部下の仕事が円滑に進み成果を出してもらう為
・コミニケーションは成果を出す為の要素で取る内容は、現状課題対策
・頼られることで人はやる気を出す
・フルネーム
・リーダーは会社における「公人」なので公平に
・上司は現場の詳細は知らない
・ノコギリの木こりの話 成果が出ない理由は?
・敵は社内ではない社外だ
プロセスとは結果を出す為に必要な行動→結果に繋がらない行動はプロセスではない
・成果が出ていない営業マンは顧客のニーズを把握せずに一方的に自分の利点だけ宣伝して自己満足している
・現場には4割の無駄がある
・もめないようにメモに記録していく
・リーダー自分の優秀さを見せびらかすのが仕事じゃない。部下の優秀さを更に伸ばし結束して相手と戦うこと

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