日本、遥かなり

発行年月

2015年12月

著者情報

門田隆将(かどた りゅうしょう)
1958年高知県安芸市生まれ。本名は門脇 護(かどわき まもる)。
安芸第一小学校、土佐中学、土佐高校、中央大学法学部政治学科卒業後、新潮社に入社。週刊新潮編集部に配属され、以後、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月に独立。
週刊新潮時代は、特集班デスクとして18年間にわたって政治、経済、歴史、司法、事件、スポーツなど、さまざまな分野で800本近い特集記事を執筆した。デスク時代から「門田隆将」のペンネームで『裁判官が日本を滅ぼす』(新潮社)、『甲子園への遺言—伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯』(講談社)、『ハンカチ王子と老エース』(講談社)などを出版した。『甲子園への遺言』は、NHK土曜ドラマ「フルスイング」(主演・高橋克実)としてドラマ化され、ベストセラーとなった。

感想

外国人は海外で危機に陥った時は『必ず国が助けに来てくれる』と考えるが、日本人は『絶対に国は助けてくれない』と考える。その事実を国民の何%が知っているのか?敗戦国って知らない事が多過ぎると思いました。

日本、遙かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」 [ 門田隆将 ]

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メモ・キーワード

・海外に居住する邦人数は139万人(2018年10月外務省の推計)で北米が37%、アジアが29%、西欧が16%
・日本人の海外への旅行者数2008万人/年(2019年観光庁発表)
・150年前は鎖国していた
・日本人は有事の際に見捨てられる
・オスマン帝国(現トルコ)
・イランイラク戦争 1980〜1988年
・自国優先
・いざと言う時に日本政府は役に立たない
・日本に自国民を救出する方法がない
・エマージェンシー
・報道はそのまま受け取ってはいけない(誇張されている可能性あり)
・安全保障
・日本は自衛隊の人が海外に出てはいけない
・自衛隊法第100条
・紛争地に自衛隊は行けないから、邦人を救出出来ない
・最も大切な国民の命を守れない国
・政府は国民の半歩後を歩く
・大きな犠牲が出るまで、現実逃避する国民が日本人?

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