【読書】これだけは知っておきたい「税金」のしくみとルール

発行年月

2014年6月

著者情報

梅田泰宏(うめだやすひろ)
1954年東京生まれ。公認会計士、税理士。

感想

税金は国を維持するための「会費」という表現がわかりやすかったです。ファイナンシャルリテラシーを高める入門編として概略を掴むのに勉強になりました。

メモ・キーワード

・所得税や住民税は給料から天引き
・税金を知ることは世の中の流れを知ること
・税金とは?会費 強制的に徴収されるもの
・国民には納税義務がある(憲法第30条)
・税金は4つの目的で徴収されている
1公共サービスの資金調達
2所得の再配分
3景気の調整
4政策の手段
・国の収入は半分は税金、半分は借金(公債金収入)
・税金の種類
所得に対する課税
資産に対する課税
消費に対する課税
流通に対する課税
・国税と地方税に分けられる
★税負担を考える時は、納める税金と受け取る行政サービスのバランスで考えることが重要
・税法
・税制調査会は6月ごろから始まる
・直接税 間接税
・所得は10種類
利子所得
配当所得
不動産所得 必要経費を引ける
事業所得 必要経費を引ける
給与所得
退職所得
山林所得 必要経費を引ける
譲渡所得
一時所得
雑所得 必要経費を引ける(公的年金は別)
・控除 差し引く
・分離課税 株の売却益など
・源泉徴収 収入から税金が天引きされる仕組み
・確定申告と年末調整
・トーゴーサンピン 税務署が把握している所得補足率 サラリーマン10、個人事業者5、農林水産業の人3、政治家1
・特定支出控除
・住民税は地方税で毎年6月に徴収される金額が変わる
・事業所得=総収入金額ー必要経費
・株や投資信託所有で発生する利子や配当金・分配金は源泉徴収、売却益は申告分離課税

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