発行年月
2021年10月
著者情報
新川帆立（しんかわほたて）
1991年生まれ。アメリカテキサス州ダラス出身。宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士。
感想
「元彼の遺言状」に続き、剣持先生のキャラに引き込まれて玉子応援しながら読みました。「醜いアヒルの子定理（人間一人一人、同じだけ違う。誰かが勝手に線引きをして優劣を付け、それに利用されている）」は今後意識して見ていきたいと思います。
★★★★★
内容紹介（「BOOK」データベースより）
山田川村・津々井法律事務所に勤める美馬玉子。事務所の一年先輩である剣持麗子に苦手意識を持ちながらも、コンビを組むことになってしまう。二人は、「会社を倒産に導く女」と内部通報されたゴーラム商会経理課・近藤まりあの身辺調査を行うことになった。ブランド品に身を包み、身の丈に合わない生活をＳＮＳに投稿している近藤は、会社の金を横領しているのではないか？しかしその手口とは？ところが調査を進めるなか、ゴーラム商会のリストラ勧告で使われてきた「首切り部屋」で、本当に死体を発見することになった彼女たちは、予想外の事件に巻き込まれて…。
メモ・キーワード
・玉子（たまこ）弁護士 美馬
・美法（みのり）弁護士
・剣持麗子 弁護士 玉子の一つ先輩
・古川君 弁護士 玉子の同期
・シマばあちゃん 玉子の祖母
・津々井先生 玉子の上司
・ゴーラム商会
・コーポレートチーム→内科のようなもの
・倒産チーム→救急医のようなもの
・近藤まりあ ゴーラム商会経理部
・連続殺「法人」事件
・ゴースト商会管理部門役員 安西
・川村先生 倒産チームのボス
・テトラ貴金属
・小野山メタル
・マルサチ木材
・高砂フルーツ
・只野愛子
・只野理江