【読書】定年待合室

発行年月

2012年6月

著者情報

江波戸 哲夫(えばと てつお)
1946年東京生まれ。東京大学経済学部卒業。都市銀行、出版社を経て作家へ。

感想

仕事があるって幸せなんだと思いました。
★★★☆☆

内容紹介(出版社より)
妻のガン宣告を受け、50 代で大手百貨店を早期退職した敏腕営業マンの大和田。妻を失ったあと、ふとしたきっかけで“人助け”に手を貸しはじめる。
販売不振や営業崎とのトラブル解決をめざすなかで巡り合った、経験も人脈も豊富なその道のプロたちは、それぞれの職場で、それぞれの鬱屈を抱えていた。
このまま「定年待合室」で悶々と日々をやり過ごすよりはーー。
彼らは新会社を立ち上げ、ある地域の再生プロジェクトに立ち向かう。

メモ・キーワード

・責任者が自身を持っていると、その空気が伝わり、職場の空気が変わる
・普通のことをする。与えられた目標を達成する為に、営業活動をフォローして、ダメなやつは叱り、成果をあげているやつは褒める
・私がいなくても会社は何も困らない
・お客とは会話をすること
・二刀流 短期の数字と長期の数字
・偉いのは会社の看板であって自分ではない
・お客の心に乗り移ること
・商売は人間対人間。間にシステムが挟まるが最後は人間に戻る
・ビジネスはエゴを満たしてあげること