【読書】課長2.0

発行年月

2021年9月

著者情報

前田 鎌利(まえだかまり)
1973年福井県生まれ。東京学芸大学卒業後、阪神・淡路の震災を機に通信業界において17年にわたり従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され年間第1位を獲得。孫正義社長に直接プレゼンして幾多の事業提案を承認されたほか、孫社長のプレゼン資料企画・作成・演出などを手掛ける。ソフトバンクグループ会社の社外取締役や、ソフトバンク社内認定講師としても活躍。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。ソフトバンク、ヤフー、ベネッセコーポレーション、SONY、JR、松竹、Jリーグ、JTなど年間200社を超える企業にて講演・研修を行うほか、全国でプレゼンテーション・スクールを展開。著書はシリーズ累計34万部を超える。

感想

優秀だった人が管理職(部下持ち)になったらOSを上書き保存することが必要。管理職が頑張るってどういうこと?成果を出すのは部下ですよ。この意味が分かるのに随分時間が掛かりました。
★★★★☆

内容紹介(出版社より)
リモートワークが一般的になるなか、これまでのマネジメントでは結果が出せない「課長」が増えている。離れた場所で働いているメンバーに、どう働きかけて、チームとして結果を出すのか? 会議、意思決定、コミュニケーション、人材育成、目標達成など、新時代に対応した「課長2.0」のマネジメント術を紹介する。

メモ・キーワード

・目隠しをされた状態でマネジメントする時代
・管理職は自分の力ではなくメンバーの力を借りて結果を出すのが仕事
・結果を出すのはメンバー
・メンバーが結果を出せる指示事項になっているのか?
・管理職の職務は「よい状態を保つ」こと
・よい状態とは、高い目標に向かってチームワーク発揮しながら個々が自立している状態
・メンバーを信頼すること
・メンバーは家族だと思ってリーダーを演じ切る
・思いではなく念いを伝えること
・管理職は答え出さない
・人は育てるものではなく勝手に育つもの
・承認欲求
・貢献欲求
・会議は人材育成の場
・意思決定は70点取れる確率で
・会議そのものは1円も生み出さない