はじめに
2019年1月現在の国内製薬企業の社長を売り上げ上位10社比較してみました。
サラリーマンの最終系である「代表取締役社長」はどんな大学を出て、何歳ぐらいで社長になっているのか?はたまた報酬額はいくらなのか?
社長の年齢と出身大学
企業名 | 社長名 | 就任年 | 生年月日 | 年齢 | 出身大学 | 備考 |
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武田薬品 | クリストフ・ウェバー | 2014 | 1966/11/14 | 52 | リヨン大 | 薬学博士 |
アステラス | 安川 健司 | 2018 | 1960/06/07 | 58 | 東大農 | 薬学博士 |
大塚製薬 | 樋口 達夫 | 2015 | 1950/06/14 | 68 | 北海道大 | 大塚HD兼任 |
第一三共 | 眞鍋 淳 | 2017 | 1954/08/05 | 64 | 東大農 | |
エーザイ | 内藤 晴夫 | 1988 | 1947/12/27 | 71 | 慶應商 | 創業家 |
中外製薬 | 小坂 達朗 | 2018 | 1953/01/18 | 66 | 北海道大 | |
大日本住友 | 野村 博 | 2018 | 1957/08/31 | 62 | 東大経済 | |
田辺三菱 | 三津家 正之 | 2014 | 1954/10/30 | 65 | 東大薬 | |
協和キリン | 宮本昌志 | 2018 | 1959/07/16 | 60 | 東大薬 | 薬学博士 |
塩野義製薬 | 手代木 功 | 2008 | 1959/12/12 | 60 | 東大薬 |
エーザイの内藤社長が断トツで在任期間が長く(30年以上)、次いで大塚製薬の樋口社長(2000年に一度就任し、前社長の死去により大塚HDと2015年から兼務)となっている。
出身大学は東京大学が6名、北海道大学が2名、慶應・リヨン大となっている。
社長の報酬額
企業名 | 社長名 | 報酬額 | 備考 |
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武田薬品 | クリストフ・ウェバー | 12億5,300万円 | 配当収入3,600万円 |
アステラス | 安川 健司 | 1億600万円 | |
大塚製薬 | 樋口 達夫 | 3億800万円 | 配当収入900万円 |
第一三共 | 眞鍋 淳 | 1億4,000万円 | 配当収入100万円 |
エーザイ | 内藤 晴夫 | 2億4,800万円 | 配当収入9,500万円 |
中外製薬 | 小坂 達朗 | 1億3,900万円 | 配当収入100万円 |
大日本住友 | 野村 博 | 1億円未満 | 有価証券報告書に記載無し |
田辺三菱 | 三津家 正之 | 1億100万円 | |
協和キリン | 宮本昌志 | 1億円未満 | 有価証券報告書に記載無し |
塩野義製薬 | 手代木 功 | 1億6,200万円 | 配当収入100万円 |
報酬額はダントツで武田薬品のクリストフ・ウェバー社長がトップでした。日本企業は昔から社員と差が少ないと思いますが、海外の社員数が多い企業では社長の報酬が上がって来ているように思います。
まとめ
今回は会長はリストに入れていませんが、サラリーマンの最終到達点である「社長」のリアルでした。今後は海外企業との比較などしていきたいと思います。