これからの投資の思考法

発行年月

2018年11月

著者情報

柴山和久(しばやま かずひさ)
1978年群馬県生まれ。3歳から小学1年まで北海道帯広で育ち、2年生から川崎市へ移り中学受験で筑波大学附属駒場中学校へ。生徒会長なども務める。2002年東大法学部卒業、財務省に9年間、ハーバード大学にて金融取引法を学んだ後、日英の財務省で予算、税制、国際交渉に参画。INSEADで金融工学を学んだ後、2010年にマッキンゼーに入社。ウォール街の機関投資家にて10兆円規模のリスク管理・資産運用プロジェクトに携わる。
2015年3月に退社し、TECH::CAMP第6期に入学。卒業直後、次世代の金融インフラを構築したいという想いから、2015年4月にWealthNavi(ウェルスナビ)株式会社を設立。ニューヨーク州弁護士登録。

感想

投資の基本は『安く買って高く売る』資産運用は『長期・積立・分散』ということがよくわかりました。
投資も目標をしっかり設定し、その為の手段を『長期・積立・分散』で近付けていくことが重要。
今までは投資は怖いものと考えてましたが、本書を読むことでそのイメージが変わりました。
自由を手に入れる為にも投資をしていきたいと思います。

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法 [ 柴山 和久 ]

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感想(2件)

メモ・キーワード

・王道は「長期 積立 分散」の資産運用
・プライベートバンク
・アメリカは老後の生活を国の年金制度や退職金に頼るわけにはいかず個人で運用する必要がある
・老後への蓄えの為の資産運用
・老後へ向けた正しい資産運用
・なぜ資産運用失敗するのか? 原因は行動経済学で証明されている
・テーマ投信
・投資信託→投資家から集めた資金を運用の専門家が株や債券など複数の商品に投資・運用する金融商品のこと
・よく知らない企業に投資して失敗
・デューディリジェンス 企業や事業の価値を評価する手法
・片手間に株式投資をするのは竹槍で戦車と戦うようなもの
・ノルウェーの年金基金の資産運用
・長期投資 10年以上の期間で考える
・退職金の平均額は年2.5%のペースで減っている
・リスク・プレミアム
・日本は個人金融資産の2/3を60歳以上が保有している
・r > g
・金融資産1800兆円の内、預貯金が51.5%ある
・日本は国と企業が老後の面倒を見てくれる国だったが最近は期待できなくなってきている
・失われた20年
・FX、仮想通貨
・ゼロ サムゲーム
・一人の億り人を出すには10万円の損失を出す人が1000人必要
・お互いの富を奪い合うゲームだから投資が怖いものと感じてしまう
・投資はコア7割、サテライト3割
・七面鳥のたとえ話
・資産運用の目標を立て
・ETF(上場投資信託)
・短期的なリターンに一喜一憂しない
・「安く買って高く売る」が基本 (スーパーで高いものは買うのを控えて、安い特売品を多く買うイメージ)
・人間の脳は損をすることを極端に嫌う
・富裕層は自分で運用しないでプロに任せる
・お金とは自由を得る手段
★若い時は自己投資で自分の可能性広げる
★働かなくても生きていける蓄えを2年分用意する
★収入が増えても生活水準上げない
・自立した個人
・働き世代資産運用

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